経理マンの年収アップに必要な資格を独学で!転職も

経理 works

会社の業績を上げるために日々戦い続ける営業マンが花形と言われる一方で、会社の縁の下の力持ちともいえる経理マン。

経理マンに対してどんなイメージをお持ちでしょうか。

 

公認会計士としてたくさんの経理マンと接する機会がありますが、経理マンには専門的知識が必要で、かつ、会社内のたくさんの部署、会社外の金融機関や専門家とのコミュニケーション能力、数字から会社の業況をとらえる分析能力など、幅広いスキルを求められる、と感じます。

あるちゃす
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会計基準や税制も変わるので、変化への柔軟な対応も求められます。

自ら「地味」と話される経理マンの方も多いですが、決してそんなことはないと感じます。

 

経理部の仕事

経理部の仕事は、「会社の活動を数字で表す」ことと言えます。いくら売上を計上したのか、利益はいくらなのか。現預金はどれくらいあるのか、資金を調達する必要はないか。税金をいくら払わなければいけないのか。

会社は、人の集まりで、売上や利益は、人々の活動の結果です。

毎日の活動の積み重ねを、数字として表す。やりがいのある魅力的な仕事だと思います。

 

経理部の年収は

給与形態は会社ごとに異なるので一概には言えません。

ただ、傾向はあります。

営業の人は営業手当がつく場合が多いです。

また、特殊な技術が求められる現場の人にも、手当をつける場合もあります。

この点、経理マンには専門的な知識が求められるものの、経理業務をしているだけで手当がつく、ということはあまり聞きません。難しい資格をとった場合は別ですが。

また、会社内でもあまり残業が多い方とは言えないでしょう。

そのため、入社して何年かは営業や現場の同期と比較して、年収が低い場合もあります。

 

あるちゃす
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ただし、経理を通して会社全体のことを知り、経営に関わることができるようになった結果、会社の経営に参画する、というケースも見られます。

 

経理マンが年収アップするためには

資格をとることを奨励する会社では、難易度の高い資格を取得した場合に手当をつける場合もあるようです。

資格を取得する、ということは、自分の価値を高める、ということ。

ぜひ挑戦してみたいです。

・簿記1級

・FASS検定

・中小企業診断士

・社労士

・税理士試験

・公認会計士試験

難易度が高くなればそれだけ大変ですが、資格を取得すれば、いざ転職するという時も有利になります。

 

 

転職は可能か

経理マンには専門的な知識が求められるため、経験と実績を積めば、転職の幅は広がります。

転職の際、例えば中小企業から大企業への転職が難しいかというと、全く難しい話でもないように思います。それは、例えば大企業では会社の規模が大きすぎて、日常の経理業務も分担して行うことがありますが、中小企業では、ほぼ全てを一人でこなしている、ということもあります。このような場合、経理関係だけでなく、労務関係もやっており、マルチな能力が買われることもあります。

実際、転職を何度も経験しながら年収アップや自分に必要なキャリアを積んでいる経理マンもいます。それを可能にするのは、確かな能力と、それを必要とするニーズがあるからです。

 

出世も、転職も、底力をあげてこそ

ルーティンワークが多い経理業務ですが、常に同じことばかりしていればいいというわけではありません。

これだけ変化の激しい世の中なので、会社を取り巻く環境も常に変化します。環境が変化するということは、業績や、会社のリスクも変化します。

会計基準や、税制も変化します。

その中で経理マンとしてスキルアップし、自分の居場所を確保するためには、自分の底力をあげる必要があります。自分の底力をあげるために、資格に挑戦するのはおすすめです。

ただやみくもに知識をつけようとするのは、なかなか難しく、モチベーションを維持するのも大変です。

資格を取得しようとすることで、日々の明確な目標ができ、知識の吸収力もあがります。

 

深く知ろうとすればするほど、深く掘り下げられるし、幅広くやろうと思えば、どこまでも幅広く携われる。そんな魅力的な経理の仕事に携わる以上、どんどんスキルアップを目指していただきたいと考えます。

 

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