公認会計士になるには、簿記の資格が必要か

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公認会計士になるには、簿記が必要か。

僕自身は、公認会計士試験の勉強を始める前に、簿記2級までとりました。

自身の体験も振り返りながら、検証してみます。

簿記の資格と公認会計士試験との関係

公認会計士の資格というのはあまり知られていないので、公認会計士、と聞くと、会計?会計と言えば、簿記?と考えるのも不思議ではないと思います。

僕も初めは公認会計士になるためには簿記の資格が必要なんじゃないかとか、大学で簿記の単位をとっておかないといけないのではないかと思っていました。

結論からいうと、公認会計士になるために簿記の資格は必要ありません。

というか、公認会計士試験の受験資格は特にありません。

あるちゃす
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大学を卒業していなくても大丈夫です。

公認会計士試験における簿記の重要性

公認会計士試験において、簿記は重要です。

公認会計士試験は1次試験として短答式試験、2次試験として論文式試験があります。

短答式試験では、財務会計論・企業法・管理会計論・監査論の4科目。

配点は、財務会計論120分/200点・企業法60分/100点・管理会計論60分/100点・監査論60分/100点の合計500点。財務会計論が200点と、配点が多いのがわかるかと思いますが、この財務会計論が、簿記です。公認会計士試験においていかに簿記が重要かがわかるかと思います。

論文式試験では、監査論、租税法、会計学、企業法、選択科目の5科目。

配点は、監査論120分/100点・租税法120分/100点・会計学300分/300点・企業法120分/100点・選択科目120分/100点です。

論文式試験は記述式なので、計算よりも論述することに重点が置かれていますが、それでも簿記を含む会計学は試験時間も長く、配点も高いです。

あるちゃす
あるちゃす

簿記を制するものは公認会計士試験を制する、と言っても過言ではないかもしれません。

 

 

簿記の資格は意味がないか

公認会計士試験の受験資格ではありませんが、簿記の試験に挑戦しておくことは、意味があると思います。というよりも、自分の向き不向きを判断するうえで、意味があると思います。

公認会計士になる人は、簿記が好きであったり、割とスラスラと理解できちゃったりします。向いていると言いますか。

試しに簿記を勉強してみて、面白い、と感じて、もっともっと、と突き詰めていったら、公認会計士試験にたどり着きました、という人は多いです。

あるちゃす
あるちゃす

僕は公認会計士試験の勉強をする前に独学で簿記2級までとりました。

資格をとることに興味がわいたら

簿記の資格は、公認会計士試験に挑戦する前に自分の向き不向きを判断するために有益です。

また、簿記の資格は、会社の業績や財政状態を数字で判断するために必要な能力を高めてくれます。経営に関わっていきたいと考えているのであれば、必須の能力ともいえます。

資格をとることの価値は、「資格を持っている」といことはもちろん、取得過程において、「自分に知識や能力という付加価値を与えられる」、ということではないでしょうか。

簿記に限らず、たくさんの資格があります。どんな資格があるのか、その資格に挑戦することで、自分にどんな付加価値を与えられるか、考えてみてはいかかでしょうか。

ネットで検索する際に、まとめてたくさんの資格に関する情報を検索できるサイトもあります。

「気になる資格がみつかるサイト・資格Hacks」は実際に資格を取得した人の体験をもとに資格に関する有益な情報を掲載しています。

「資格Hacks」→https://shikakuhacks.com/

 

結論&まとめ

結論から言うと、公認会計士になるには、簿記の資格は必要ではありません

簿記の資格を持っていない公認会計士はたくさんいます。

ただ、簿記が重要なのも事実。

なので、公認会計士試験に挑戦する前に、自分の向き不向きを知るためにも、まずは簿記の試験に挑戦してみるというのも一つの方法として良いと考えています。

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コメント

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