【検証】公認会計士の年収は高い?1,000万円にいくか?

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公認会計士の年収って良いと言われてますが実際どうなんでしょうか。

一口に公認会計士と言っても、それはただの資格なので、その年収っていうのは実際よくわかりません。

公認会計士の資格を持ってて、独立したてで仕事ない人もいるでしょうし、逆に億を稼いでる人もいると思います。

これはきっと、なんですが、世間でよく聞く公認会計士の年収っていうのは、だいたい監査法人に勤めている人たちのデータを基に算出されていると思います。

 

あるちゃす
あるちゃす

大手予備校のHP見たら平均年収992万円となってました。

僕が公認会計士を目指そうと思った時、大手予備校のパンフレットには「初年度年収560万円!」と書いてありました。

 

平均年収992万円というのが監査法人に勤めている人を対象だと考えると、その大部分は大手監査法人に勤めている人、ということになります。圧倒的に人数が多いですから。

僕は中小監査法人に勤めているので、大手監査法人の実情はわかりませんが、友人や今の自分との比較から考えて、平均年収992万円というのはそう間違ったものではないな、という感覚です。

大手監査法人

大手監査法人では職位というのがあって、スタッフ→シニアスタッフ→マネージャー→シニアマネージャー→パートナーとなります。

スタッフがだいたい1年目から4年目で、500万から600万

シニアスタッフが4年目から7年目で、750万から900万

マネージャーが7年目から11年目で、950万から1100万

シニアマネージャーが11年目から15年目で、1150万から1300万

パートナーが1500万以上

というのがだいたい平均したデータです。

確かに、僕が会計士試験に受かった当時、大手監査法人も月30万円くらいで、30万円×(12ヶ月+賞与4ヶ月)+残業代

という話を聞きました。

初年度は賞与4ヶ月分はまるっとでないみたいですが、残業代含めると500万円くらいでしょうか。

あるちゃす
あるちゃす

よっぽど仕事できない人でなければ、普通にやっていればシニアスタッフまでにはなれるので、ほぼ大多数の人が7年目くらいには1000万近くになることになります。

ちなみに残業代が出るのはシニアスタッフまでで、マネージャーになると管理職になるので残業代は出ません。

そこでいったん給料が減る人もいます。

マネージャーになって責任かかえなくても、1000万くらいあると思うと、やはり給与は良いと言われるのでしょう。

ただ、大手監査法人から一般事業会社に転職した人に聞くと、確かに年収は下がったけど、時給に換算すると同じくらいかな、と言っていました。

なるほど。

中小監査法人

ちなみに僕の勤めているような中小監査法人はそれぞれの規定があるので、一概には言えません。

僕の所属している監査法人では、大手監査法人のような細かい職位はなくて、試験合格者→公認会計士→社員→代表社員

という、これだけです。

社員という立場は、大手監査法人でいうパートナーという立場ですが、実際はマネージャーからパートナーの仕事までこなす感じです。マネージャーのように現場の指揮をとりながら、パートナーのように監査報告書にサインする。もちろん監査法人への出資もしています。

社員にはだいたい修了考査終わって7年目くらいにはなれます。社員になったら給与は1000万は超える感じでしょうか。

そう考えると、僕の勤めている監査法人もほとんどが社員なので、平均年収は1000万円は超えていることになります。

 

東京CPA会計学院

東京CPA会計学院

監査法人以外の道

監査法人以外ではどうか。独立すれば上限なく稼げるでしょうし、例えば立ち上げた会社の財務担当取締役とかで高い地位についたり、可能性はいろいろ広がると思います。

コンサルタントとして活躍している人もいますし、自分で会計事務所を運営している人もいます。

予備校の先生をしている人もいますね。

公認会計士の資格はなかなか魅力的なのではないでしょうか。

年収が高いというのは、試験や経験を通して得た専門的知識の価値、相手に与えられるものに対する対価だと思います。

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